花束をプレゼントしたいけれど、「相手が何の花が好きか分からない」「どのくらいの予算が適切か分からない」という方は多いです。花屋として9年間、たくさんのギフトのご注文を受けてきた経験から、失敗しにくい選び方をお伝えします。

予算は「気持ちの大きさ」で決めていい

花束の予算に正解はありません。3,500円でも、花材の選び方と束ね方次第で十分に豪華に見えます。一方、「特別な節目だから」という理由で10,000円以上かけることも自然です。大切なのは、予算を花屋に正直に伝えること。「この予算でできるだけ素敵に」と言えば、プロが最善の組み合わせを考えます。

相手の好みが分からないときは色で選ぶ

花の種類が分からなくても、相手のイメージに合う色は思い浮かぶことが多いです。「明るくて元気な人」ならオレンジやイエロー、「上品で落ち着いた人」なら白やパープル、「かわいらしい印象」ならピンク系。色のイメージを花屋に伝えると、それに合った花材を選んでもらえます。

エピソードを話すと花束が変わる

「猫が好き」「ガーデニングをしている」「最近引っ越した」など、相手のエピソードを花屋に話してみてください。それだけで、花束の雰囲気が変わります。例えば、ガーデニング好きな方には、庭に咲いていそうなナチュラルな花材を選ぶ。引っ越し祝いなら、新居に馴染みやすいグリーン多めのアレンジにする。花屋はそういう情報が大好きです。

渡すシーンを想像して花材を選ぶ

花束を渡す場所や状況によって、適した花材が変わります。レストランで渡すなら、香りが強すぎない花を選ぶ(ユリは香りが強いので注意)。持ち歩く時間が長いなら、水なしでも比較的持ちの良いトルコキキョウやスターチスが向いています。花屋に「渡す場所と時間」を伝えると、より適切な提案をしてもらえます。

花束のプレゼントは、選ぶ過程も含めて贈り物だと思っています。「何を選ぼうか」と考えた時間が、相手に伝わります。迷ったら、まず花屋に話しかけてみてください。